最初の1社に楽天証券を選んだ理由。わが家の口座開設のリアル
「新NISAの仕組みは分かった。で、結局どこで口座を作ればいいの?」
「証券会社っていっぱいあるけど、何を基準に選べばいいの?」
制度を理解したら、次は実際に「器」を用意するステップです。この記事では、投資歴7年のわが家が、最初の1社に楽天証券を選んだ理由と、口座開設のリアルな流れをお話しします。
増やす力シリーズ、前回は新NISAの仕組みを整理しました。「非課税の箱」を理解したら、次にやるべきは、その箱を実際に手に入れること。つまり、証券口座を開くことです。
ところが、ここで多くの人がつまずきます。証券会社は山ほどあって、「結局どこがいいの?」と迷ってしまうのです。私も最初は同じでした。
結論から言うと、わが家が最初に選んだのは楽天証券でした。そして今も、投資の中心の一つとして使い続けています。なぜ楽天証券だったのか、そして口座開設は実際どうだったのか。等身大でお伝えします。
なぜ最初の1社に「楽天証券」を選んだのか
証券会社選びで、私が重視したのは「初心者がつまずかず、生活に自然に溶け込むか」でした。その観点で、楽天証券はわが家にぴったりでした。
1すでに「楽天経済圏」で生活していたから
わが家は、もともと楽天市場や楽天カードを日常的に使っていて、生活に楽天がなじんでいました。実は投資を始めたのは2019年で、本格的な家計の見直しよりも前のこと。その後の家計見直しで楽天モバイルなどにも乗り換え、さらに楽天経済圏へ寄せていきました。
口座を開いたころには、楽天カードで投信積立ができました。「新しく何かを始める」というより、「いつもの延長で投資もできる」感覚。これが、踏み出すハードルをぐっと下げてくれました。
2低コストのインデックスファンドが揃っている
『敗者のゲーム』で学んだ通り、投資の王道は低コストのインデックスファンドです。楽天証券では、信託報酬の低い人気の全世界株・米国株インデックスファンドが、ひと通り揃っています。
「買いたい商品が、ちゃんと買える」。当たり前のようで、これはとても大事なポイントでした。
今使っていて感じること:アプリと画面が見やすい
投資を続けるうえで、地味に効いてくるのが画面の分かりやすさです。
楽天証券のスマホアプリ(iSPEEDなど)やサイトは、今も私には見やすく感じます。積立設定や保有資産の確認で、「どこを押せばいいのか」と迷いにくいことは、使い続けるなかで助かっている点です。
楽天経済圏との相性と、低コスト商品が揃っていたこと。生活に無理なく溶け込むこと。これが、わが家が最初の1社に楽天証券を選んだ理由です。加えて今は、画面の見やすさも、使い続ける助けになっています。
口座開設は、思っていたよりずっと簡単だった
「証券口座を開く」と聞くと、書類を書いて、印鑑を押して……と、面倒なイメージがあるかもしれません。私も最初はそう身構えていました。
私が口座を開いたのは約7年前ですが、現在は手続きの流れが変わっています。これから開設する方に向けて、公式案内に沿った大まかな流れを整理します。
STEP1申し込みフォームの入力
公式サイトから、名前・住所などの基本情報を入力します。ここで、新NISA口座も同時に申し込めるので、忘れずに「NISA口座を開設する」を選んでおきました。あとから別々に手続きするより、ずっとラクです。
STEP2本人確認(スマホで完結)
マイナンバーカードまたは運転免許証があれば、スマホのカメラで撮影して本人確認を進められます。書類の種類によっては、郵送での手続きになる場合もあります。
STEP3ログインIDを受け取り、初期設定をする
楽天証券での審査後、ログインIDがメールで届きます。ログインパスワードは申込途中で設定するため、受け取るものではありません。ログイン後は、暗証番号や勤務先情報などの初期設定を済ませます。
STEP4NISA口座の審査完了を待つ
NISA口座を同時に申し込んだ場合は、楽天証券での審査に加えて税務署での審査があります。総合口座が開設されたあとも、NISA口座については正式な開設完了の連絡を確認しておくと安心です。
対象の本人確認書類があれば、スマホ一台で、すきま時間に申し込める。これなら、忙しい40代でも無理なく始められます。
口座が開いたら、最初にやったこと
口座ができても、お金を入れて積立を設定しなければ、投資は始まりません。わが家が開設後にやったことも、簡単にお伝えします。
入金して、積立を設定する
まずは銀行口座から、証券口座へ入金。そして、毎月いくらを・どの商品で積み立てるかを設定します。
わが家が選んだのは、前回までにお話しした通り、低コストの全世界株インデックスファンド。これを「つみたて投資枠」で、毎月自動で積み立てる設定にしました。一度設定すれば、あとは毎月自動で買い付けてくれます。まさに「ほったらかし」の第一歩です。
ポイントを活かした積立も
現在の楽天証券では、楽天カードや楽天キャッシュを使った投信積立で楽天ポイントが貯まる仕組みがあります。貯まったポイントを、また投資に回すこともできます。なお、楽天キャッシュによる投信積立は、私が口座を開いたあとに始まったサービスです。
ただし、このポイント還元の条件や還元率は、たびたび変更されています。最新の内容は必ず公式サイトで確認してください。クレカ積立やポイント投資の具体的な活用法は、このシリーズの後半(Step4)で、改めてじっくり取り上げる予定です。
正直なところ、注意しておきたいこと
楽天証券を勧めてきましたが、フェアにお伝えするために、注意点にも触れておきます。
ひとつは、ポイント制度の「改定」が、これまで何度かあったこと。還元率が変わることもあるので、「ポイント目当てだけ」で選ぶと、思惑が外れることもあります。あくまで投資の本筋は、低コストでコツコツ続けること。ポイントは「おまけ」くらいに考えておくのが健全です。
もうひとつは、楽天のサービスを普段使わない人には、楽天証券を選ぶ決め手が少なくなること。楽天カードや楽天市場を使っていなければ、ポイント連携の恩恵を感じにくいかもしれません。だからといって、楽天に合わせる必要はありません。すでに使っているサービスやカードを基準に、無理のない証券会社を選ぶのがよいと思います。その場合は、次回お話しするSBI証券のほうが合うこともあります。
どんな証券会社にも、合う・合わないがあります。大事なのは「自分の生活に、無理なく溶け込むか」。わが家にとっては、それが楽天証券でした。
まとめ:迷ったら、生活に近い1社から
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
証券口座選びは、つい慎重になりすぎて、最初の一歩が止まってしまいがちです。でも、振り返ってみれば、わが家の選び方はシンプルでした。
すでに使っている経済圏に近く、低コスト商品が揃い、画面が見やすい1社から始める。 わが家にとっては、それが楽天証券でした。
口座開設も、スマホで思ったより簡単に終わります。完璧な1社を探して悩み続けるより、まず生活に近い1社で、小さく始めてしまう。それが、結局いちばんの近道です。
とはいえ、わが家は楽天証券だけでなく、もう1社、SBI証券も開設して使い分けています。「なぜ2社使うの? どう違うの?」── 次回は、そのSBI証券の開設と、2社の使い分けについて、お話ししていきます。
明日もまた、歩きながら考えます。
はいと
40代・4人家族のビジネスパーソン。
毎朝、歩きながらお金と人生のことを考えています。
※本記事は2026年6月時点の情報およびわが家の実体験に基づくものです。各種サービスの内容・ポイント還元率・手続きの詳細は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は各社の公式サイトをご確認ください。投資は元本割れのリスクを伴います。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

