【家計見直し実践編】インターネット代 ── 月6,000円から月4,180円へ

窓辺の食卓に置かれた白いルーター、ケーブル、請求書
「ネット回線、解約金や工事が面倒で、何年もそのまま」

ネット回線は、単体の月額より、ほかのサービスとの組み合わせで選ぶと得をします。

私はスマホの楽天モバイルに合わせて、楽天ひかりに替えました。月6,000円が、月4,180円に(最初の1年は0円)。いまは家計簿アプリとのセットで、Money Forward 光に移っています。動く前に確かめたいのは、契約の更新月です。
料金・キャンペーンについて:この記事に出てくる月額・無料期間・ポイント還元は、わが家が検討・契約した当時の内容です。現在の条件とは異なるため、契約前には必ず公式サイトで確認してください。

当時のわが家:ケーブルテレビ・電力会社セットで月6,000円

わが家のインターネットは、長らくケーブルテレビや電力ガス会社のセットプランで契約していました。

「セットで割引」「ポイントが貯まる」── そんな謳い文句に魅力を感じて、それなりに納得して使っていたつもりです。

けれど、改めて月額を確認すると、月6,000円。

月6,000円 × 12ヶ月 = 年間 72,000円

10年で 72万円。

「セットだから安い」と思っていたものが、実はそこまで安くなかった、という気づき。

スマホ料金の見直しで一度学んだ「割引前の元値が高い」という落とし穴に、ここでも引っかかっていました。


なぜ動けなかったのか

インターネット代の見直しは、スマホ以上に動きづらい固定費でした。

理由を振り返ると、3つあります。

012年縛り・解約金

当時のインターネット契約は、2年縛り+解約金が当たり前。

「途中で乗り換えたら、数千円から数万円の解約金がかかる」

これだけで、見直しのハードルがぐっと上がりました。

02工事の手間と回線品質の不安

新しい回線に変えるには、開通工事が必要。

立ち会いの日程調整、当日の作業、開通までの空白期間 ── 想像するだけで気が重くなります。

「もし通信品質が下がったら、Web会議に支障が出るかも」

そんな漠然とした不安も、決断を遠ざけていました。

03「セット割」に、呪文のように縛られていた

ケーブルテレビや電力ガスとのセット割引で、毎月◯円安くなっている。

その「ちょっとお得」感が、根本的な見直しを先送りにする呪文になっていました。


状況が変わった瞬間

転機は、いくつかが同時に起きたタイミングでした。

ひとつは、コロナ禍をきっかけにインターネットの重要度が一気に上がったこと。

リモートワーク、Web会議、子どものオンライン授業、動画配信。家のWi-Fiは、水道や電気と同じくらい大事なインフラになっていました。

「品質を落とさず、価格は抑える」── 両立を真剣に考える必要がある状況に。

もうひとつは、業界全体で解約金の負担が大きく軽くなってきたこと。

2022年7月の電気通信事業法改正で、違約金(解約金)の上限が「月額利用料の1ヶ月分」まで引き下げられました。

契約期間自体は今も2年自動更新が主流ですが、「途中で乗り換えたら数万円の違約金」という時代は終わったということ。

「乗り換えにくい」という壁が、いつの間にか低くなっていたのです。


NURO光を検討、最終的に楽天ひかりへ

最初に検討したのは、NURO光でした。

通信速度の評判が良く、料金も抑えめ。有力な候補です。

ただ、エリアや工事のタイミング、対応状況を調べていくうちに、もう一つの選択肢が浮かび上がってきました。

楽天ひかりです。

決め手になったのは、スマホ料金の見直しで楽天モバイルを利用していたこと。

楽天モバイル契約者向けに、楽天ひかりが1年間無料になるキャンペーンが用意されていたのです。

「スマホ代の見直しが、こんなところでもつながってくるのか」

家計改善の連鎖を実感した瞬間でした。


切り替え後の景色:月4,180円、1年間は0円

窓辺の仕事机と奥のリビングを描いたイメージイラスト
通信費を整えて、いつもの暮らしを支える。[イメージイラスト]

楽天ひかりに切り替えた結果。

切り替え前:月 6,000円(年間 72,000円)
切り替え後:月 4,180円(年間 50,160円)
節約額:月約 2,000円・年約 20,000円

これだけでも、十分な効果。

さらに、楽天モバイル契約者向けの1年間無料キャンペーンが適用されて、

1年間は、実質0円。

50,000円超がまるごと浮く計算です(ルーターも契約時に無料で提供されました)。

通信品質も、特に困ることはありません。Web会議も、子どもの動画視聴も、問題なく回っています。

「家計改善は、一度動くと、次の選択肢が増える」

スマホで楽天モバイルを選んでいたおかげで、ネット回線の見直しも有利に進んだ。ひとつの行動が、次の選択肢を広げてくれるんだなと、しみじみ感じました。


補足:現在は別のサービスに移行しています

補足しておくと、現在は楽天ひかりから別のサービスに乗り換えています。

楽天ひかりには、数年間お世話になりました。

ではなぜ、また見直したのか。

いま使っているのは、Money Forward 光です。家計簿アプリ「マネーフォワードME」の会社が提供している光回線です。長く使ってきた家計簿アプリとの相性を、あらためてトータルで考え直した結果でした。

このときは、ほかの回線と比べていません。決め手がはっきりしていたからです。 Money Forward 光を契約すると、家計簿アプリのプレミアムプラン(月540円)が、追加の負担なしで使えます。

それまで無料版を使っていた私にとって、これは回線代の値引き以上の意味がありました。

ここでお伝えしたいのは、楽天ひかりが悪かったわけではないということ。むしろ、当時のわが家にとっては、最高の選択肢でした。


スマホが楽天モバイルなら、楽天ひかりも比べる候補に

わが家はいま、別の回線に移っています。ただ、スマホが楽天モバイルなら、楽天ひかりは比べる候補に入れておきたい回線です。

相性がいいのは、こんな場合です。

  • 楽天モバイルを使っている、または乗り換えを検討している方
  • 楽天市場・楽天カード・楽天証券など、楽天経済圏を活用している方
  • 大手キャリアの光回線で、月6,000円以上払っている方

比べるときに見たいのは、3つです。

01料金・特典をまとめて比較しやすい

わが家が契約したときは「1年無料」のキャンペーンでした。いまは形が変わり、楽天モバイルと楽天ひかりをセットで使うと、毎月1,000ポイントが永年還元されます。「最強おうちプログラム」という特典です(※2026年5月時点)。

料金、工事費、ポイント還元、契約期間中の解約条件を、スマホ料金と合算して比較しやすい点はメリットです。特典の内容や条件は、時期によって変わります。「ポイント分を差し引いた実質額」だけでなく、月額と解約時の費用も確かめるようにしています。契約前には、公式サイトで確認してください。

02楽天経済圏の中で完結する安心感

楽天証券で投資、楽天カードで決済、楽天モバイルで通話、楽天ひかりで自宅Wi-Fi。使うたびにポイントが貯まり、そのポイントを楽天モバイルの支払いや投資に回せる。

家計簿アプリで通信費を確認した時、「あれ、今月もほぼゼロ円だ」と気づける瞬間は、何度味わっても気分がいいものです。

03「合わなかったら見直せばいい」と思える環境

楽天ひかりは2年ごとの自動更新契約で、契約期間中の解約には所定の解除料がかかります。

加えて、工事費の還元は24回(2年)の分割で行われるため、24ヶ月以内に解約すると工事費の残債が発生します。「実質0円」は、2年使い切ることが前提、と覚えておくと安心です。

解約金の上限が下がったぶん、数年前より動きやすくはなりました。ただし、条件は事業者や契約時期によって違います。乗り換える前に、いまの契約の解除料・工事費の残りと、新しい契約の条件を並べて確かめてください。

「永年ポイント還元なら長く使えばいい」「合わなければ更新月に見直せばいい」── そう割り切れる環境が、整ってきました。

※ キャンペーン内容、ポイント還元条件、契約期間などは変更される可能性があります。申込前に楽天ひかり公式サイトで最新情報をご確認ください。

やってみて気づいた、3つのこと

01「動かないコスト」は、やっぱり大きい

月2,000円の節約は、一見「小さい話」。

でも、10年放置すると 20万円超の差。

スマホ料金の見直しで実感したことが、ここでも同じように当てはまりました。

02家計改善は、連鎖する

スマホで楽天モバイルを選んでいたから、ネットも楽天ひかりが有利になった。

決済は楽天カード、日用品は楽天市場、ポイントは楽天証券で投資。ひとつの選択が、次の選択をじわじわ後押ししてくれる。

「貯める力」は、単発の節約ではなく、仕組みとして積み上がっていくものだと、改めて気づきました。

03浮いた月2,000円も、行き先は同じだった

ネット回線で浮いた月2,000円も、行き先はスマホのときと同じ。積立の金額に足しただけです。

月2,000円は、単体では大きな額ではありません。それでも、スマホの6,000円と合わせれば月8,000円。固定費の見直しは、こうやって足し算で積み重なっていきます。

最終的に、わが家は6つの固定費を見直して年約68万円を作り、その全額を新NISAへ回しました。ひとつずつは小さくても、合流すると、それなりの流れになります。


見直すときの手順

ネット回線を見直すなら、比べる手順はこうです。

  1. 契約の更新月と解約金を確かめる:更新月なら、解約金を気にせず動けます
  2. いま使っているサービスと並べる:スマホや家計簿アプリとのセットで、割引や特典が変わります
  3. 月額だけでなく、合計で比べる:工事費、ポイント、解約するときの費用まで足して比べる

まとめ:通信費は、トータルで考える時代

通信費は、スマホとネットを合わせて、家族全体の固定費としてトータルで選ぶ。 かつてはバラバラに考えていましたが、いまはそういう時代だと感じます。

それに、スマホで一度動けた経験が、腰の重いネット回線でも背中を押してくれました。小さな成功がひとつあると、次の見直しは少しだけ怖くなくなる。固定費の見直しは、そんなふうに連鎖していくのだと思います。

  • 一度動けば、次の選択肢が広がる
  • ひとつの経済圏に揃えると、メリットが累積する
  • 浮いたお金は、そのまま積立投資に回せる

「家のWi-Fi、なんとなく契約したまま使ってるな」と感じたら、ぜひ今月の請求額を家計簿アプリで確認してみてください。

数字を見ると、動く理由が、自然と見えてくるはずです。

🌱 最後に、ひとつだけ

いま使っているネット回線の「契約更新月」を、一度調べてみてください。マイページや契約書類で、すぐに確認できます。更新月なら、解約金を気にせず見直せます。今すぐ動かなくても、「いつなら動けるか」が分かるだけで、心はずいぶん軽くなります。わが家も、そこから少しずつでした。

明日もまた、歩きながら考えます。


はいと はいと
40代・4人家族の会社員。
お金の知識がなかった、あの頃の自分に向けて書いています。


料金・制度の確認先

料金・キャンペーン・解約条件は時期や契約内容で変わります。本文はわが家が利用した当時の記録であり、契約前には必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。


関連記事