【家計見直し実践編】サブスク断捨離 ── 月3,325円から月2,252円へ
家計見直しの実践編、6本目です。スマホ料金・ネット回線・保険と進めてきて、最後に残ったのがサブスクでした。
いちばん後回しにしていた項目でもあります。1つあたり数百円なので、優先度がなかなか上がらなかったのです。
重い腰を上げて明細を眺めたとき、契約していたのはAmazonプライム・Audible・日経新聞電子版・JAFの4つ。月3,325円、年39,900円でした。
正直、思っていたより多かった。数百円だと思っていたものが、並べると年間4万円になっていたわけです。
結果として、3つを解約し、代わりに本当に使う2つを追加しました。月3,325円 → 月2,252円。年12,880円の節約です。
金額としては、保険の見直しに比べれば小さい。それでも書いておきたいのは、「減らす」だけが正解ではなかったと気づいた見直しだったからです。
まず、Before:契約していた4つのサブスクを「全部書き出す」
見直しの第一歩は、これまでと同じ ── 今入っているサブスクを全部書き出すこと。
引き落とし明細を眺めながら整理してみると、こんな状況でした。
| サブスク | 月額換算 | 年額 |
|---|---|---|
| Amazonプライム(年プラン) | 約492円 | 5,900円 |
| Audible(プレミアム) | 1,500円 | 18,000円 |
| 日経新聞電子版(紙併読) | 1,000円 | 12,000円 |
| JAF(個人会員) | 約333円 | 4,000円 |
| 合計 | 3,325円 | 39,900円 |
並べてみて気づいたのは、「全部、なんとなく続けている」という事実。
- Amazonプライム:プライムビデオを子どもがよく見ている
- Audible:通勤で何度か聴いた程度
- 日経新聞電子版:紙の方をパラパラ読んで終わり
- JAF:「何かあった時のお守り」として何年も継続
特に JAFは、「使う前提」というより「念のため」で続けていたのが正直なところでした。
同じ「考え方」で見直す
保険シリーズと同じく、サブスクにも自分なりの判断軸を立ててみました。
本当に使っているか? 本当に支払う価値があるか?
家族で使うものか、自分だけか、家族と相談したか?
書き出してみて、まず気づいたのは契約していること自体を忘れていたものがあったことです。明細を見て「これ、まだ払っていたのか」と思いました。
そして、もうひとつ大事なポイント。
- 1つの分野(読書/動画/情報)に、似たようなサブスクを重ねて契約してしまう
- いっぱい契約していても、結局、使いこなせない
- 「サービスを増やすほど、得をする」気がしてしまう
契約した当時は、それぞれ必要だと思って選んだはずです。でも一度に見返すと、使っているのは一部だけでした。増やすほど得をする気がしていたのに、実際にはどれも中途半端になっていた。
「使いこなせる数」まで絞る。それを家族と相談して決める。
これが、わが家のサブスク見直しの基本方針でした。
わが家の4つの判断
ここから、4つのサブスクを1つずつ「使っているか/いないか」「支払う価値があるか」で判定していきました。
01Amazonプライムを継続した理由:家族共有でコスパ最強
これは、ほぼ即決で 残す判断でした。
理由は、家族みんなで使えていること。
- 配送料が無料になる(買い物のたびに恩恵)
- プライムビデオを子どもがよく見ている
- お急ぎ便で受け取り時間を選べる
- 年プラン(5,900円)で 月換算492円 ── コスパは圧倒的
「家族で使えるサブスク」は、一つの契約で世帯全体に価値が出る。
特にプライムビデオは、子どもたちが繰り返し観る作品もあって、「動画系は当面これ1本でいい」と判断できる材料になりました。
02Audible(オーディオブック)を解約した理由:YouTube学習への集約
一番悩んだのが、Audibleでした。
オーディオブックは、通勤や家事の合間に「耳で学べる」のが魅力。実際、何冊か聴いて学びにもなりました。
ただ、改めて自分の使い方を振り返ってみると ──
- 月1,500円分、毎月聴いているか? ── 怪しい
- YouTubeの解説動画でも、同じテーマは学べる
- 通勤中に集中して聴ける時間は、思ったほど多くない
そして決め手は、YouTubeでの学びを優先したいという気持ち。
同じ「学ぶ」目的なら、自分が一番続けやすい媒体に絞る。
Audibleは魅力的なサービスだけれど、自分のスタイルには「動画」の方が合っている。重複している分野は、片方に絞る判断でした。
03日経新聞電子版を解約した理由:紙との重複と習慣化の壁
ここも、「使いこなせていない」ことが理由でした。
紙の日経新聞も併読していたので、電子版は月1,000円の追加。記事検索や過去記事を遡るのに便利、なはず。
でも実際は ──
- 紙でパラパラ読んで、満足してしまう
- 電子版を開く習慣が、定着しなかった
- スマホで開いても、結局SNSやニュースアプリに流れてしまう
「便利だから」と契約しても、習慣にならなければ価値はゼロ。
紙の購読は続けるけれど、使わない電子版を「念のため」で抱える理由はない ── そう判断して解約しました。
04JAFを解約した理由:任意保険のロードサービスで代替
最後に手を入れたのが、JAFでした。
「車のトラブル時にロードサービスを呼べる」── 安心料として続けていた年4,000円。
でも、改めて自動車保険を見直したタイミングで気づきました。
- 任意保険には、ロードサービスが標準でついている会社が多い
- レッカー・バッテリー上がり・キー閉じ込み ── ほぼカバー範囲が重なる
- JAFと任意保険のロードサービスは、ほぼ「重複契約」
保険でカバーできているなら、もう一段の「お守り」は不要。
車の任意保険編で補償内容を整理した流れで、JAFは保険で代替できると判断。すっきり解約しました。
※ただし、家族限定特約や、JAFならではの会員優待(割引)を活用している場合は、解約前に必ず確認しましょう。
新しく加えた、2つのサブスク
サブスク見直しは、「減らすこと」だけが目的ではないと気づいた回でもありました。
解約した分の予算で、本当に使うサブスクに振り替える ── そんな考え方も大事だと実感。
新しく追加したのが、この2つです。
01YouTube Premium Liteを新規加入:学習動画を広告なしで集中(月780円)
Audibleを解約する代わりに加入したのが、YouTube Premium Lite。
- 広告なしで動画が観られる(学習動画は広告でテンポが崩れる)
- 通常の Premium(月1,280円)より 500円安い
- 音楽は別途必要ないので、Liteで十分
「学ぶ」目的を、自分が一番続けやすい媒体に集約する。
通勤中・家事中・寝る前 ── 細切れの時間でも、広告ストレスなく集中できるのが大きな違いでした。
※YouTube Premium Lite は時期やアカウント環境により、表示・契約できない場合があります。最新の提供状況はYouTube公式ブログをご確認ください。
02Kindle Unlimitedを新規加入:本棚を減らす読み放題(月980円)
もうひとつが、Kindle Unlimited。
きっかけは、「紙の本を、もう増やしたくない」と思ったこと。
- 紙の本は、買うたびに本棚を圧迫する
- 引っ越しの時に本の処分で苦労した経験
- 電子化すれば、本棚もすっきり
そこで思い切って、Kindle Unlimitedで読み放題に切り替え。
- 月980円で対象本が読み放題
- 気になった本を試し読みできる
- 本棚は減らす方向で整理
「持ち物を減らす」ことも、サブスクで実現できる。
サブスクを「コスト」ではなく、「ライフスタイルを整える投資」として位置づけ直す ── そんな視点の転換にもなりました。
Before/After ── 月1,073円・年12,880円の節約
数字でまとめると、こんな結果になりました。
| サブスク | Before | After |
|---|---|---|
| Amazonプライム(年プラン) | 月492円 | 月492円(継続) |
| Audible | 月1,500円 | 解約 |
| 日経新聞電子版 | 月1,000円 | 解約 |
| JAF | 月333円 | 解約 |
| YouTube Premium Lite | – | 月780円(新規) |
| Kindle Unlimited | – | 月980円(新規) |
| 月額合計 | 3,325円 | 2,252円 |
| 年額合計 | 39,900円 | 27,020円 |
| 節約額 | – | △1,073円/月・△12,880円/年 |
金額のインパクトは、保険編に比べれば確かに小さい。
でも、「使いこなせない4つ」から「本当に使う3つ」へ移行したのが、この見直しの本質でした。
- サブスク数:4 → 3
- 月額:3,325円 → 2,252円
- 体感満足度:確実にアップ
「契約数を減らした」だけでなく、「使うものに集中させた」結果が、家計と暮らしの両方に効いてきました。
やってみて気づいた、3つのこと
01サブスクは「契約数」じゃなく「使いこなせる数」
振り返ると、私が払っていたのは月額だけではありませんでした。「いつか使うかも」と思い続けている時間のほうが、じつは負担でした。
- 入っているだけで満足してしまう
- 「いつか使うかも」で残り続ける
- 結局、メインで使うのは2〜3個に集約される
本当に使いこなせるサブスクは、人によって3つ前後が限界。
「いっぱい契約していても使いこなせない」── これを認めるところから、サブスク整理は始まりました。
02家族で使えるサブスクは、コスパが圧倒的
わが家にとって、Amazonプライムが残った最大の理由は「家族みんなで使える」こと。
- 配送料無料:買い物全体に効く
- プライムビデオ:子どもたちも楽しんでいる
- 1人分の料金で、家族全員が恩恵を受ける
「家族で使うか/自分だけか」を、サブスク判定の軸にする。
逆に、自分だけが使うサブスクには、厳しくなりました。同じ金額でも、家族4人で使うのと自分だけで使うのとでは、意味が違うと感じたからです。これは節約というより、優先順位の問題でした。
03解約した分を、別のサブスクに振り替えるのもアリ
サブスク見直し=「減らすこと」と思いがちですが、「使うものに乗り換える」のも立派な選択肢でした。
- AudibleをやめてYouTube Premium Liteへ(学習スタイルに合う方を選ぶ)
- 紙の本をやめてKindle Unlimitedへ(持ち物を減らす)
「節約」より「自分の暮らしに合う形」に組み替える。
やってみて分かったのは、サブスクの見直しは節約というより、暮らし方の整理だったということです。何をやめて、何を始めるか。家計簿の数字だけでは決まりませんでした。
まとめ:サブスクは「本当に使っているか?」で選ぶ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
サブスク見直しは、保険編に比べると地味な節約かもしれません。
でも、1つ1つは小さくても、合計すると確実に効いてくるのが、サブスクの特徴です。
- 引き落とし明細を眺めて、全部書き出す
- 1つ1つに「本当に使っているか?」と問いかける
- 家族で使うものか、自分だけか、家族と相談する
- 解約した分を、本当に使うサブスクに振り替える
この4ステップで、月3,325円が 月2,252円に。年間12,880円が家計に戻ってきました。
それ以上に大きかったのは、「使いこなせる数まで絞れた」ことの満足感。
解約のボタンを押す瞬間は、どのサービスにも少しだけためらいがありました。「またいつか使うかもしれない」と。でも、やめてみて暮らしが変わったものは、ひとつもありませんでした。手放してみて初めて、本当に残したいものの輪郭が見えてくる。サブスクの見直しは、そんな作業だったと思います。
「気づいたら、いろいろ契約していた」と感じる方は、まずは カード明細と銀行明細を、サブスクの目線で眺めるところから始めてみてください。
書き出すだけで、半分は見直しが終わっている ── サブスクは、そういう領域です。
スマホの「サブスクの管理」画面やカード明細を開いて、いま契約しているサブスクを全部書き出してみるのがおすすめです。並べてみると、「あれ、最近使ってないな」が必ず出てきます。ひとつ解約するだけでも、家計はそのぶん軽くなります。
明日もまた、歩きながら考えます。
情報の出どころ
- Amazonプライム会費:Amazon公式「プライム会員特典」
- Audible 料金プラン:Audible.co.jp 公式
- 日経新聞電子版 料金:日本経済新聞「ご購読料金プラン」
- JAF 個人会員 年会費:JAF「入会メリット・費用について」
- YouTube Premium Lite:YouTube公式ブログ「YouTube Premium Lite を日本でも提供開始」
- Kindle Unlimited:Amazon公式「Kindle Unlimited」
※本記事の料金は2026年5月時点の各社公式情報に基づきます。料金やプランは改定される可能性があるため、最新情報は各公式ページをご確認ください。
はいと
40代・4人家族のビジネスパーソン。
毎朝、歩きながらお金と人生のことを考えています。
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